渕野陶磁器原料、渕野直幸です。
いつもお会いしている方も、はじめての方も、あらためましてよろしくお願いします。
このブログでは、
・陶芸におけるトラブルの原因や対策
・磁器土と釉薬の相性
・当社が粘土を生産する様子など
について書いていきたいと思います。
まずは渕野直幸の経歴について紹介
1971年(昭和46年)1月26日生まれ、今年2018年で47歳です。
佐賀県塩田町(合併して現在は嬉野市)に生まれ、塩田小学校・塩田中学校を出ました。
小さい頃はほとんどの国産車の車名を言えるくらい自動車が好きでした。
中学生になると雑誌は「CARトップ」、漫画は「よろしくメカドック」を読んでいました。
地元の進学校である佐賀県立鹿島高等学校へ進むと、音楽を聴くようになり、
ラジオ・レコード・CDどれもハードロック・ヘビメタ一辺倒でした(笑)
そんな音楽を聴きながら受験をクリアし、名古屋工業大学工学部材料工学科へ入学しました。
名古屋工業大学では、無機材料コースでセラミックスについて学び、
4年次にはハイドロキシアパタイトの針状結晶についての研究を行いました。
大学卒業後は、愛知県の機械メーカー㈱マキノさんに就職し、
3年間という短い期間ながら窯業機械や自動化設備について学ばせてもらいました。
それから、家業を継ぐため実家へ帰ってきたのが1996年(平成8年)4月でした。
会社の仕事をしながら、翌年の1997年(平成9年)からは
佐賀県立有田窯業大学校の非常勤講師として、前期の授業一コマを受け持ち、
半年間毎週一回90分の講義を行いました。
これが3年間続き、4年目以降は一年に一度、特別講義として学校に出向いたり、
当社に来てもらって工場見学も兼ねて講義を行ったりということで、
学生さんたちに話をする機会をいただいています。
2002年(平成14年)に父から経営を引き継ぎ、代表取締役となりました。
その後、2016年(平成28年)からは茨城県立笠間陶芸大学校の県外講師として委嘱を受け、
茨城県でも陶芸や磁器土に関する講義の機会をいただいています。
大学へ進学するきっかけや、仕事でのこれまでの取組みについてはまた別の機会に。